各話の記事
『獣王武神ダンデヴァイン』は、グッドスマイルカンパニーとライデンフィルムによるオリジナルのロボットアニメです。シリーズ構成・脚本は、特撮の脚本で知られる井上敏樹さん。
20年前に世界を救った合体ロボ・ダンデヴァインは、いまでは傾いた玩具会社の看板商品でしかありません。そこへ謎の三姉妹の手で敵『アポスドール』が復活し、顔だけが取り柄の高校生・静寂戟刃が操縦席に座ることになります。
このページでは、この作品に寄せられた海外の掲示板の反応をまとめています。各話の記事は放送のたびに加えていきます。
第1話 ── 設定のメタさと、脚本家の名前

第1話でまず語られたのは、設定そのもののメタさでした。世界を救ったロボが玩具会社の飯の種になり、その会社の社長が敵の復活を願う。4chan では「この作品、とんでもなくメタだな。まさにバンダイとタカラだ。」という書き込みが出て、Reddit では続編なのかと戸惑う人に「要するに、古典的スーパーロボットアニメの続編のふりをしたオリジナルアニメだよ。」と教える返信が付いています。
海外で目立ったのは、脚本家の名前が当たり前のように通じていることです。「予想どおり、食事シーンだらけだ。」「で、誰が川に放り込まれるんだ?」と、過去の特撮作品で知られた癖を前提にした会話が続き、Reddit でも「このアニメの脚本は井上敏樹。特撮で三角関係の定番を使うのが大好きな人だ。」と解説役を買って出る人がいました。T.M.Revolution のOPや、EDを飾る敵の三姉妹も好評でした。
評価が割れたのは主人公です。顔以外はすべて平均的という戟刃に「分からん、普通の何が悪いんだよ」と突っ込む人がいる一方、「キャラは誰一人として個性がないし、2D作画もかなり凡庸。」と失望を隠さない人もいます。4chan では「いや、あいつの性格がとことん退屈なのは、そこが狙いなんだって。」と擁護する声も上がりました。
第2話 ── トイレと寿司の別れ話

巨大ロボットのアニメなのに、第2話でいちばん語られたのはトイレと寿司でした。戟刃が用を足している最中に恋人の茜から別れを告げられ、茜は家族と囲むはずだった寿司を平らげて帰っていきます。4chan では「男は自分ちのトイレでさえ安らげないのか!?」と嘆く声や、「今年見たアニメの場面で一番笑った。」という書き込みが並びました。英語圏では dump の“振る”と“用を足す”の掛け言葉が真っ先に連想されたようです。
Reddit では、悪いのは茜か戟刃かで議論が長く続きました。茜を「間違いなく危険信号だ」とする人もいれば、「今は彼女ばかりが頑張ってる」と戟刃の受け身ぶりを責める人もいて、ロボットアニメの感想スレとは思えない恋愛相談のような流れになっています。主人公が最後まで面白くならないこと自体がオチだ、という脚本家の発言も改めて引き合いに出されました。
肝心のロボットの場面にも声は寄せられています。「ロボットの場面はめちゃくちゃ盛り上がる。BGMとか、発進のときのガシャンガシャンって音とか。」と合体や発進の演出を褒める人がいる一方、ダンデヴァインの元パイロットで、戟刃に操縦を譲ろうとする叔父の勇作には「叔父さんは食べてるか、ロボットに乗ってるかのどっちかだなw」と、食事の場面の多さをからかう書き込みも付きました。メインの武器がユニコーンの切り落とした頭であることに気づいた人もいて、昔ながらの合体ロボの“お約束”を楽しむ目線は第1話から変わっていません。
同じ期のロボットアニメとの比べ方
今期はオリジナルのロボットアニメが重なったこともあり、『バーテックスフォース』と並べて語る人が多く見られます。「これと『バーテックスフォース』があるから、今期はここまでかなり満足してる」という声のほか、第2話では「『バーテックスフォース』もダンデヴァインも、ひどい女たちに悩まされてる」と、恋人に振り回される主人公という共通点を笑う書き込みもありました。『勇気爆発バーンブレイバーン』の再来になるのかという期待も、第1話から繰り返し出ています。